傷あとケア
傷あとケアとは
手術の傷口がふさがっても、それで終わりではありません。
実は、そこから数か月間の「傷あとケア」が、傷あとを目立ちにくくするための鍵となります。
手術の傷あとは、治っていく過程で少しずつ硬くなっていきます。
この硬くなる時期に、日常の体の動きに合わせて傷あとが無理に「引っぱられる」と、傷あとに炎症が起きてしまいます。
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傷あとが周りの皮膚に引っぱられ、負担がかかる

炎症が続くと、傷あとが赤く盛り上がったり(肥厚性瘢痕)、ミミズ腫れのように広がったり(ケロイド)することがあります。これらは見た目への影響だけでなく、かゆみや痛みの原因になることもあります。
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肥厚性瘢痕
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ケロイド
傷あとケアの方法
傷あとが周りの皮膚に引っぱられたり、服との摩擦で刺激を受けたりしないよう、テープで固定してあげましょう。
手術後の傷あとのテープ固定
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開始時期
病院で貼られた創傷被覆材が剥がれ始めたタイミング、または医師の指示によりスタート
期 間
傷あとが落ち着くまで、3~6か月間は継続してテープで固定するのが理想的
毎日のセルフケアで傷あとを固定し、より目立ちにくいきれいな状態を目指しましょう。
メピタック® の製品特長
メピタック® は剥がす際の痛みや肌への負担を抑えながら傷あとをやさしく固定・守るテープです。
高い密着性と通気性を兼ね備え、貼ったままシャワーを浴びることもできるため、毎日のセルフケアを快適に継続できます。

接着面:ソフトシリコン
痛みが少なく、肌を傷めません1,2。
皮膚の凹凸にフィットし、しっかりと固定し傷あとを支えます3。
テープ面:ポリエステル / ナイロン繊維
通気性の良い構造を採用し、余分な湿気を逃がしつつ、適切な「潤い」を保ちます。
水を通しにくく、貼付したままのシャワー浴が可能です。
肌にやさしいソフトシリコン粘着
メピタック® はメンリッケヘルスケアが開発した、お肌にやさしいソフトシリコン粘着 “セーフタック® テクノロジー”を採用しています。
これは皮膚の損傷や痛みが少ない技術です。4-7
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従来の粘着剤**

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セーフタック® テクノロジー

セーフタック® テクノロジーの特長
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痛みが少ない
テープ交換時の刺激が少ない
皮膚にやさしい
角質を剥がしにくく、皮膚トラブル(赤みやかぶれ)が少ない
ピタッと密着
皮膚の凹凸に馴染みやすく、隙間なく傷あとをしっかり固定
**当社救急絆創膏との比較(自社データによる)
Safetacの詳細については、 こちらをご覧ください。
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傷あとに合わせてカットでき、肌にやさしい
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紫外線遮蔽* 85.2%
*JIS L 1925
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防水仕様(シャワー浴可能)
製品ラインナップ
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サイズ 2 ㎝ × 3 m 製品番号 298300 入数 1巻/箱 想定使用回数* 20回分( 2 ㎝ × 15 ㎝) -

サイズ 4 ㎝ × 1.5 m 製品番号 298400 入数 1巻/箱 想定使用回数* 10回分(4 ㎝ × 15 ㎝) *15㎝ずつ使用した場合
使用方法・使用期間・使用上の注意
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使用方法
①皮膚が清潔で乾燥していることを確認してください。軟膏などを使用している場合は、洗浄してください。はさみでテープを必要な長さに切ってご使用ください。

②剥離フィルムからテープを剥がしてください。

③余裕をもって傷あと全体をカバーできるよう、伸ばさずに貼ってください。メピタックの粘着力が無くなってきた場合は、使用方法にしたがって、新しいものと交換してください。

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使用期間
- 粘着力がなくなったら新しいものと交換してください。
- 通常で1週間程度の使用が可能です。(貼付部位や環境によって異なります。)
- 創傷被覆材を剥がした後から、3~6カ月の継続使用が推奨です。
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使用上の注意
- 高温・多湿の環境では、粘着力が弱まる可能性があります。
- メピタックを貼る部位は水分を十分にふき取ってからご使用下さい。
- かぶれ、痒み、湿疹などの症状があらわれた場合は、すぐに使用を中止し、医師にご相談下さい。
- メピタックを貼ったまま、シャワーをご利用いただけますが、粘着面に水分が付着すると粘着力が低下しますのでご注意ください。入浴NG
- テープの再利用(洗浄しての使用)はできません。
よくあるご質問
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製品について
Q. 防水性はあるか
A. 防水仕様でシャワー浴可能です。入浴はお控えください。
Q. 粘着剤はアクリル系か
A. 粘着はソフトシリコン素材です。
Q. 薬剤は入っているか
A. メピタックに薬剤は含まれておりません。
Q. 紫外線はカットするか、SPFやPAの数値で示してほしい
A. メピタックの紫外線遮蔽率は85.2%です。(JIS L 1925)
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使用上のトラブル
Q. 傷あとの薄い皮膚がめくれてテープについてしまったが、まだ再使用できるか
A. 粘着が弱まっている場合、新しいものに交換してください。
Q. 肌が弱いのだが、かぶれることはないか
A. 本製品は肌にやさしいソフトシリコン素材ですが、お肌の状況をよく確認してご使用ください。
Q. 剥がしたら赤くなっているが、しばらく使用を控えた方が良いか
A. 使用を中止し、医師に相談ください。
Q. シリコンアレルギーを持っている場合、使用は問題ないか
A. かぶれ、痒み、湿疹などのリスクがありますので、使用を控えてください。
Q. ラテックスアレルギーを持っている場合、使用は問題ないか
A. 本製品にラテックス素材は含まれておりませんが、かぶれ、痒み、湿疹などの症状が現れたら使用を中止し、医師に相談ください。
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使用方法・期間
Q. 複数回使用できると聞いたが、使用回数の目安は
A. 洗浄しての再使用はできませんが、貼りなおして使用が可能です。粘着が弱まったら新しいものに交換してください。
Q. 医師からは1週間使用できると聞いたが、貼りっぱなしで良いか。毎日傷口を確認する必要があるか
A. 通常は1週間程度、ご使用いただけますが、貼付部位や環境(発汗や季節など)に依ります。傷口の確認は医師に相談ください。
Q. 今後、どれくらいの期間使用したらよいか
A. 皮膚下の傷がある程度癒合するとされる期間、3か月~6カ月の使用を推奨します。
Q. 抜糸後、どれくらいの期間使用すればよいか。何か月くらいか。
A. 抜糸後でも皮膚下の傷がまだ癒合されておりません。3か月~6カ月の使用を推奨します。
Q. 入浴時の取り扱い方法、貼りっぱなし?水が入った場合は?剥がして入浴後に再貼付?
A. メピタックを貼ったままの入浴はお控えください。剥がして入浴し、しっかりと水分を拭き取った状態で再貼付してください。
Q. 剥がれやすいので、剥がれにくい貼付方法はないか
A. 水分を拭き取った状態で貼付してください。貼付部位によって、剝がれやすいケースがあります。
Q. 傷に対してどのように(傷に対しての向き)貼ればよいか
A. 傷あとのラインに合わせて1方向に大きく覆うように貼付してください。
Q. このテープを張ると傷あとが開かないのであれば、傷に対して平行に貼るのではなく、垂直に張ったほうが良いのではないか
A. メピタックは傷が完全に閉じて乾いた状態で使用してください。貼付は傷あとのラインに合わせてください。
Q. 妊娠中、授乳中は使用できるか
A. 使用可能です。
Q. 乳幼児にも使用できるか
A. 乳幼児の肌にもやさしいソフトシリコン素材ですが、お肌の状況をよく確認してご使用ください。
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効果・効能
Q. メピタック使用により出来てしまった傷が治るのか / メピタック使用により抜糸後の傷が残らないのか
A. メピタックは傷あとを保護・固定するためのテープであり、傷の治癒効果はありません。
Q. メピタック用途は何か、保護だけか
A. メピタックは傷あとを保護・固定するためのテープです。
Q. なぜテープを貼るだけで傷か残りにくくなるのか
A. ケロイド・肥厚性瘢痕の原因は日常生活の動作(立つ・座る、腕を広げるなど)により傷あとが引っ張られることで、炎症が生じるからです。メピタックで傷あとを固定し、傷あとにかかる張力から守ることができます。
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購入について
Q. 購入前にお試しするサンプルはないのか
A. 申し訳ございませんが、弊社からのサンプルは対応できかねます。
Q. 今後、紹介してくれた病院へは行かないので別の購入方法を教えてほしい
A. インターネット上で代理店様から購入できるケースがございます。
Q. 販売先をインターネットで探したが、それぞれパッケージの異なる製品が存在するので真贋が不明
A. 販売先をインターネットで探したが、それぞれパッケージの異なる製品が存在するので真贋が不明
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メピフォームとの違い
Q. 医師からは傷あと予防にメピタックを勧められたが、ネット検索で調べたところ瘢痕予防はメピフォームではないのか
A. メピタック、メピフォームどちらも傷あとの保護に使用可能です。医師と相談の上、術後の傷あとに対してはメピタック、その他の創傷由来の傷あとの保護にはメピフォームをご使用ください。
Q. メピフォームとメピタックはどちらの方が傷あとが残りにくいか、何が違うのか
A. メピタックはシリコンテープで固定性に優れます。メピフォームはシリコンジェルシートで通気性、吸湿性に優れ、洗浄して再使用が可能です。
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参照
1. Wound Union of Wound Healing Societies. Principles of best practice. Minimising pain at wound dressing related procedures.
A consensus document. 2004. Published by Medical Educational Partnership London.
2. Principles of best practice:Minimising pain at dressing-related procedures.
A consensus document. Toronto, Ontario, Canada: ©WoundPedia Inc 2007
3.渡邉真泉, 小川令:ケロイド・肥厚性瘢痕術後の瘢痕ケアにおけるメピタック®の有用性 瘢痕・ケロイド治療ジャーナル No.6 2012.
4. White R., A multinational survey of the assessment of pain when removing dressings. Wounds UK, 2008, 4(1): 14-22
5. White R., Evidence for atraumatic soft silicone wound dressing use, Wounds UK, 2005, 1(3)104-109
6. Meaume S., A study to compare a new self-adherent soft-silicone dressing with a self-adherent polymer dressing in stage II pressure ulcers.
Ostomy Wound Management 2003;49(9): 44-51
7. Woo KY., A randomised crossover investigation of pain at dressing change comparing 2 foam dressings. Advances in skin and wound care 2009;22(7):304-311

